高齢者へのワクチン接種が加速する中、企業でも従業員のワクチン接種に向けて、休暇方針などを検討する動きが始まっています。

そこで皆さんに質問です。皆さんの会社では、すでに従業員のワクチン接種について方針が決まっていますか?

※回答すると、現時点での集計結果が表示されます(ログインなどの必要はありません)

質問1:勤務時間内での接種について教えてください。
勤務時間内での接種を認めますか?

質問2:社員ご自身が接種される場合の休暇方針について教えてください。
最も当てはまるもの1つを選択してください

質問3:特別休暇を新設する場合の対象回数について教えてください。
最も当てはまるもの1つをお選びください。

 

質問4:ご家族が接種される場合について教えてください。
最も当てはまるもの1つを選択してください

ヤフーやクラウドワークスが方針を公表

ワクチン接種についていち早く方針を打ち出したのがヤフーです。5月12日、社員が新型コロナワクチンを就業時間内に接種する際、接種時間も就業時間に含むことに決めたと発表しました。
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2021/05/12a/

接種後の痛みや体調不良で就業が難しくなった場合は、特別有給休暇を取れるようにするということ。また、ご家族の接種に付き添ったり、副反応が起きて看病する場合、積立有給休暇(傷病や介護などの場合に備え、有効期間を過ぎた年次有給休暇を、最大30日まで失効させずに積み立てることができる休暇制度)を取得できるとしています。

また、クラウドソーシング事業を展開するクラウドワークスも翌5月13日、社員が就業時間内に新型コロナワクチンを接種することを認めると発表しました。同社の全従業員が対象(雇用形態問わず)、接種後、社員やその家族に副反応が生じ、就業が困難となった場合は、接種日当日を含め、1回の接種につき最大3日の特別休暇を認めるとしています。
https://crowdworks.co.jp/news/zioxwe8ttiwo/

アメリカではバイデン大統領が要請

海外では、アメリカでバイデン米大統領が4月、企業社員らが新型コロナウイルスワクチンを接種する際、当日などを有給休暇扱いにするよう経営者に要請したことが報じられています(CNN)。日本政府も、河野太郎行政改革担当相が5月13日に経団連の冨田哲郎副会長と会談した際、ワクチン接種後、副反応が起きた場合に休暇や業務の中抜けが可能になるような「ワクチン休暇」の導入について言及があったとされています(産経新聞など)。

企業の中には季節性インフルエンザのワクチン接種との整合性についても検討をする動きもあるようです。

 

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https://www.risktaisaku.com/articles/-/50239