2018/04/10
ニュープロダクツ
IoTとスマホを活用した忘れ物自動通知サービスを提供するMAMORIO(マモリオ)は、同社が販売する忘れ物防止タグと通信して紛失物を発見しやすくする専用アンテナをJR九州の主要13駅に今月から導入している。首都圏を中心に公共交通機関や商業施設で設置が拡大しているが、九州地方での導入は初めて。
「MAMORIO」は、通信可能な省電力タグを鍵や財布など身の回りのものにつけてスマートフォンアプリで登録しておくことで、紛失防止や早期発見に役立てるシステム。物品を置き忘れた際にスマートフォンに知らせてくれる「紛失防止アラート」機能、同じ製品利用者が紛失したものの近くを通った際に知らせてくれる「クラウドトラッキング」機能を利用できる。
このほか同社では駅や商業施設の遺失物センターに専用アンテナ「MAMORIO Spot」を設置することで、紛失物が届けられたときに持ち主に自動通知できる機能も持ち、この利用可能エリア拡大のためこれまで首都圏を中心に鉄道・バスの公共交通機関の遺失物センターや、商業施設・郵便局などで専用アンテナの導入を広げ、2月末時点で鉄道 13 社 63路線、バス3社 161 系統が導入してきた。今回JR九州の駅の中でも1日1万人以上が利用する主要13駅に対して「MAMORIO Spot」アンテナを設置し、紛失物の早期発見につなげる。同社アンテナの九州地方での設置は初めて。
同製品はクラウドファンディング方式で資金調達を行い2015年末に発売開始。タグ本体の大きさは縦35.5mm、横19mm。重量3gと、紛失防止タグとしては世界最小。価格は1個あたり3980円(税別)。
■ニュースリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000022173.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:峰田 慎二
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
第二次トランプ政権 未曽有の分断の実像
第二次トランプ政権がスタートして早や10カ月。「アメリカ・ファースト」を掲げ、国益最重視の政策を次々に打ち出す動きに世界中が困惑しています。折しも先月はトランプ氏が6年ぶりに来日し、高市新総理との首脳会談に注目が集まったところ。アメリカ政治に詳しい上智大学の前嶋和弘教授に、第二次トランプ政権のこれまでと今後を聞きました。
2025/11/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/11/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/11/04
-
-
-
-
-
-
-
月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方