2018/04/10
防災・危機管理ニュース

小此木八郎・防災担当大臣は10日午前9時からの記者会見で、9日に発生した島根県西部の地震について報告した。会見時点で重傷2人、軽傷6人、断水は483戸。今後の地震などさらなる被害への警戒を呼びかけた。
今回の地震では島根県大田市で震度5強、出雲市、雲南市、川本町、美郷町で5弱を観測した。けが人は重傷者が大田市2人、軽傷者が大田市2人、出雲市3人、奥出雲町で1人発生。水道管の破損による断水が大田市で発生。9日は最大1136戸だったが、10日現在は483戸と報告された。自衛隊による給水活動も行われている。
小此木担当相は「今後も同規模の地震の発生の可能性に加え、落石やがけ崩れの危険もある。地震や降雨に警戒してほしい」と呼びかけた。
(了)
■ニュースリリースはこちら
http://www.bousai.go.jp/updates/h30jishin_shimane/pdf/300409_jishin_shimane02.pdf(内閣府)
http://www.fdma.go.jp/bn/2018/detail/1039.html(消防庁)
■関連記事「島根県西部、新緊急地震速報で初警報」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/5674
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/05/13
-
「まさかうちが狙われるとは」経営者の本音に向き合う
「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します」。そんな理念のもと、あらゆるデータトラブルに対応するソリューションカンパニー。産業界のデータセキュリティーの現状をどう見ているのか、どうレベルを高めようとしているのかを聞きました。
2025/05/13
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/05/05
-
企業理念やビジョンと一致させ、意欲を高める人を成長させる教育「70:20:10の法則」
新入社員研修をはじめ、企業内で実施されている教育や研修は全社員向けや担当者向けなど多岐にわたる。企業内の人材育成の支援や階層別研修などを行う三菱UFJリサーチ&コンサルティングの有馬祥子氏が指摘するのは企業理念やビジョンと一致させる重要性だ。マネジメント能力の獲得や具体的なスキル習得、新たな社会ニーズ変化への適応がメインの社内教育で、その必要性はなかなかイメージできない。なぜ、教育や研修において企業理念やビジョンが重要なのか、有馬氏に聞いた。
2025/05/02
-
-
備蓄燃料のシェアリングサービスを本格化
飲料水や食料は備蓄が進み、災害時に比較的早く支援の手が入るようになりました。しかし電気はどうでしょうか。特に中堅・中小企業はコストや場所の制約から、非常用電源・燃料の備蓄が難しい状況にあります。防災・BCPトータル支援のレジリエンスラボは2025年度、非常用発電機の燃料を企業間で補い合う備蓄シェアリングサービスを本格化します。
2025/04/27
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方