2021/10/04
【オピニオン】企業のコロナ対策 次のステップ
BCAO が「ひな形」 社会の経緯をシート1枚に
NPO法人事業継続推進機構(BCAO)の災害情報研究会はこのほど、企業のリスク管理担当者向けに「新型コロナ対応モデル」を作成した。2019 年12月から2021年3月に国内外で実施された感染症対応と、それに関連する出来事を時系列でまとめたもの。自社の対策の振り返りと今後のマニュアル策定に役立ててもらいたい意向だ。
コロナ禍のなかで社会に大きな影響を与えた事象・事件を「感染状況(海外、国内、感染者・死亡者数)」「行政の動き」「医療状況」の3つの区分で月ごとに整理。政府機関や自治体の動向にとどまらず、企業の判断に関係した可能性のある出来事を経済、スポーツ、文化・芸能など幅広い分野から厳選して落とし込んでいる。
記録はエクセルシート1枚にまとめているため、自社の対応履歴を追加で記入すれば、これまでの経緯を状況変化と対比しながら一覧で見ることが可能。企業の記入欄を「体制」「対応準備」「感染予防(海外、国内)」「業務継続」「広報」「感染者対応」「その他」の区分でフォーマット化し、それぞれ凡例も記載した。一から記録をつくるのに比べ、担当者の負担は軽い。
フォーマットはBCAO のホームページから誰でもダウンロード可能。現在は2021年3月までの情報を記載しているが、その後も感染の第5波、緊急事態宣言の発出、東京五輪、ワクチン職域接種など重要な出来事があることから、同研究会は4月以降の情報も今後追加する。コロナ収束まで、半年に1回程度アップデートする考えだ。
フォーマットのダウンロードはBCAOホームページ「新型コロナウイルス感染拡大を乗り越えるための事業継続の取組に有用な会員投稿資料の掲載サイト」より。【a. 社内説明に活用できるまとめ資料】最下段の「10.BCAO災害情報研究会_新型コロナ対応モデル」http://www.bcao.org/data/covid19a.html
【オピニオン】企業のコロナ対策 次のステップの他の記事
- 従業員のワクチン接種歴把握に積極的な企業は3割
- 出口へ向かういまこそコロナ対応の記録を
- 制限緩和は接種・未接種の区別なく行うべき
- 最終的には社会が感染リスクをどこまで容認できるか
おすすめ記事
-
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/05/05
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方