人口減や高齢化に対応した除排雪の体制づくりを支援する(出典:写真AC)

国土交通省は7日、地域の除排雪の体制づくり支援と先進的事例の全国への展開のため、取り組みの募集を開始した。NPOなど団体や地方自治体が応募可能。調査費の支給や専門家によるアドバイスといった支援を行う。

豪雪地帯の高齢化や人口減が進み、除排雪の人手不足が深刻化しているほか、高齢者の作業中の事故も相次いでいる。このため、共助による長期的な体制づくりや作業の安全対策への取り組みを募集し、10件程度採択する。調査費として1件あたり50万円を支給するほか、専門家のアドバイスも受けられるようにする。

応募締め切りは6月15日、7月中旬に選考結果を通知。8月下旬に採択された団体が参加しスタートアップ交流会を実施。取り組みを行い、2019年3月に活動報告会を予定している。

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http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku04_hh_000116.html

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リスク対策.com:斯波 祐介