情報通信研究機構(NICT)は12日、太陽の表面で大規模なフレア(爆発現象)が今月9日以降、複数回起きたと発表した。
 NICTによると、11日夜のフレアが最も大きく、爆発に伴って放出されたコロナ(太陽の上層大気)のガスが12日夜から13日明け方にかけて地球に到達。地磁気が大きく乱れ、全地球測位システム(GPS)の誤差が増大したり、短波通信の障害、衛星運用に影響が生じたりする恐れがあるという。 
〔写真説明〕情報通信研究機構(NICT)=2022年8月24日、東京都小金井市

(ニュース提供元:時事通信社)