第6回(最終回) ニセアプリ詐欺
関係のない情報利用を許可しない
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
2023/11/13
知って防ごうネット詐欺!
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
スマートフォンには便利なアプリがたくさんありますが、中には悪意のある不正なアプリもあります。被害にあわないために、正しい対処法を身につけましょう。第6回は、ニセアプリ詐欺の手口と対処法をわかりやすく説明します。
不正なアプリをインストールさせ、アプリには必要のない情報にアクセスして、「連絡先」等の個人情報を盗む。
①不正アプリのインストール
メールやSMSなどで不正アプリを配布しているサイトに誘導されて、不正アプリをインストールしたり、公式マーケットに紛れ込んでいる不正アプリを気づかずにインストールしてしまいます。
②個人情報の窃取等
不正アプリをインストールしてしまうと、スマートフォン内に保存されている連絡先などの個人情報が盗まれます。また、遠隔操作されフィッシングサイトに誘導するためのSMSを拡散する発信元になってしまう可能性があります。
・アプリのインストール画面や設定画面で、スマホ内の何の情報が使われるのか確認する!
・情報へのアクセスを求める表示が出たときは、利用したい機能に必要なものだけ許可する!(例:地図アプリに位置情報を許可)
期間限定!!YouTube警視庁公式チャンネルで公開中!
U字工事さん出演の啓発用短編映像はこちら
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