2025/02/12
防災・危機管理ニュース
 【ニューデリー時事】インドのモディ首相は12日、トランプ米大統領との首脳会談に臨むため、訪問先のフランスから米国に向け出発した。会談では「公正な貿易関係」を求める米国との摩擦を回避するため、関税引き下げのほか、エネルギーや防衛装備品の調達拡大を提案する可能性がある。
 「(米印)両国の協力関係をさらに向上させ、深める行動計画を策定する機会となる」。モディ氏は外遊に先立つ10日の声明で、そう強調した。米国訪問は13日まで2日間の予定。
 ロイター通信は複数の政府筋の話として、インドが米国からの輸入を促進するため、電子部品や医療機器、化学薬品といった10以上の分野で関税引き下げを検討していると伝えた。インドにとって米国は最大の輸出相手国。インド商工省によると、2023年の貿易総額は約1200億ドル(約18兆4000億円)で、約312億ドル(約4兆7900億円)の対米黒字だった。
 首脳会談では、米国からの戦闘車両調達や戦闘機用エンジンの共同生産も話し合われる見込み。米側には、インドをロシア製兵器への依存から脱却させ、自陣に引き込みたい狙いもある。 
〔写真説明〕11日、訪問先のフランス・パリで、会合に出席するインドのモディ首相(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
- 
            
                
- 
            
                
- 
            
                中澤・木村が斬る!今週のニュース解説 毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。 2025/10/28 
- 
            
                
- 
            
                
- 
            
                
- 
            
                
- 
            
                月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】 リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。 2025/10/24 
- 
            
                
- 
            
                「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献 地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。 2025/10/20 




 
    






 
           
           
           
           
           
           
           
           
          
 
             
             
            
 
             
             
             
            ![2022年下半期リスクマネジメント・BCP事例集[永久保存版]](https://risk.ismcdn.jp/mwimgs/8/2/160wm/img_8265ba4dd7d348cb1445778f13da5c6a149038.png) 
             
             
             
             
             
            
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方