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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第117回:パンデミック後に事業継続マネジャーは何をすべきか
BCMの専門家や実務者による非営利団体BCIとFortress Availability Services Limitedによる共同調査。事業継続の実務者に今後どのような能力が求められるのか、パンデミックを含むさまざまな事象に対峙(たいじ)していくための計画やソリューションはどのように変わっていくべきなのか、などを探ることを意図して行われたものである。
2020/09/15
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都内中小企業向けに警視庁が体験型ITセキュリティーセミナー
警視庁サイバーセキュリティ対策本部は11月に、東京都内の中小企業を対象とした体験型のサイバーセキュリティ―セミナーを開催する。1人1台パソコンを使用した実践的な内容が特徴。
2020/09/15
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セキュリティ文化の醸成と意識の高度化 ~未来のために、いま私たちができること~
『Go To トラベル』で求められる新しい旅行スタイル
7月22日から『Go To トラベル』事業がスタートし、約1カ月間で少なくとも延べ556万人が利用したとのこと。読者の皆さんにも「利用したよ」という方がいるかと思います。いまもって賛否両論、いろいろと議論はされていますが、ビジネスでも使えるキャンペーンなので個人的には非常にありがたいなと思っています。ただし『Go To トラベル』の成功には、旅行者側の意識改革が欠かせません。求められる新しい旅行スタイルについて解説します。
2020/09/15
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
大雨警戒レベルの実践的な覚え方
2019年から防災情報や気象情報などのレベル化が開始され、運用開始から1年以上が経過しています。しかし、漢字が多く使われた情報名が並んでいたり、似たような情報の名称が並んでいたりして、まだまだ分かりづらさを感じられてはいないでしょうか? 今回の記事では、大雨警戒レベルの実践的な覚え方の例として、河川の洪水と土砂災害に関することを取り上げます。それぞれの災害が発生するに至る過程を書き出し、さらに情報を当てはめていくという方法についてご紹介していきたいと思います。
2020/09/15
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第1回 来るべき脅威に備えリーダーがなすべきこと
英国を本拠地としてグローバル展開する非営利法人(NPO)のInformation Security Forum (ISF)は、サイバーセキュリティ、情報セキュリティ、(デジタル)リスク管理の分野に特化し、実務を支える知恵を産み出し、解決手法を共有するコミュニティー。ISF幹部Steve Durbinによる来るべき脅威への備えに関するエッセイを紹介する。
2020/09/14
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日本企業のリスクマネジメントは機能したか?
多発する自然災害や、事故、不祥事など、企業を取り巻くリスクは複雑かつ多岐にわたる。こうしたさまざまなリスクを想定し、BCP やリスクマネジメント活動に取り組んできた企業は少なくない。しかし、新型コロナウイルス感染症は、またも多くの組織に「想定外」をもたらした。そのリスクは現在進行中でこの先も不透明だ。企業は未曾有の脅威にいかに対処していけばいいのか。
2020/09/14
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なぜ、BCPが十分に機能しないのか?~国際規格ISO22301から考える~
今回の危機管理塾は、「なぜ、BCPが十分に機能しないのか?~国際規格ISO22301から考える~」を題材にミーティング方式で、参加者それぞれが発言できる方式にします。
2020/09/11
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危機管理の神髄
州とFEMAの出動
監視司令部はあの8月の暑い日の午後、任務チームの責任者に何度もコンタクトを試みた。24時間待機中の任務チームはニューヨーク市EOCの対応を調整する緊急事態マネージャーからなるものである。ホワイト・チームを率いるのは副局長のヘンリー・ジャクソンである。ホワイト・チームが当番であり、核対応の実行を任される。ジャクソンの仕事はすべてのスイッチを起動し、すべての人員を配置につかせることであった。そのために必要なのはグレート・マシーンのスイッチを入れて全員を乗り込ませることである。
2020/09/11
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長期保存だけじゃない、多様化する保存食製品
自然災害が多頻度・広域・激甚化する近年、平時からの備えとなる「保存食」の製品展開は、保存期間の長さや栄養といった基礎的な条件に加え、実際に食事をとる被災者の多様さや健康状態への考慮、さらに食事としての美味しさ・楽しさ、SDGsといった企業価値まで含めた多様な製品開発の動きが見られる。ここでは、異なる特徴を備えた5つの保存食製品を紹介する。
2020/09/10
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知って得する気象・防災知識
避難の心得 基本編④土砂災害について
台風シーズンが到来しました。秋雨前線が発生しているときに台風が日本付近にやって来ると、災害につながる大雨や集中豪雨となることがあります。また今年は残暑が厳しいこともあり、秋になっても局地的大雨が発生する可能性があります。引き続き水害への備えが重要な時期。今回は特に警戒が必要な「土砂災害」について解説します。
2020/09/10
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
避難誘導から復興支援まで、LINEでここまでできる!
内閣府防災のLINE公式アカウントで、ハザードマップの確認や避難行動判定フローが確認できるようになりました。実はLINEを使った防災支援はいろいろな形で進んでいます。実験的な取り組みも各地で行われています。
2020/09/09
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第116回:内部者による情報漏えいの脅威といかに向き合っていくか
ITセキュリティープロバイダーのBitglass社は、組織の内部者による情報漏えいやその対策に関するアンケート調査の結果。近年のクラウド活用やリモートワークの増加、BYODポリシー(私物のスマートフォンなどを業務に用いることを認めること)の採用などによって、内部者による情報漏えいなどの検知が難しくなってきている状況が調査の背景にある。
2020/09/08
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日本企業が失敗する新チャイナ・リスク
日系企業のリスク管理に足りない「攻め」の視点
今回は中国ビジネスで考えておくべきリスク対策を総括的にお話します。当社は環境対策サポートがメインであるため、中国政府の性急な環境政策への対応に右往左往する日系企業を多く見てきましたが、そこで感じたのは「日系企業のリスク対策マネジメントは受け身的である」という事実。しかし、中国ビジネスにおけるリスク管理は「攻撃こそ最大の防御」の観点なくしては成り立たちません。
2020/09/08
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制限時間方式で「防災リーダー」を育成するオンライン研修
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズは、オンラインを利用した研修「防災インバスケット」を提供する。職場リーダーの防災力アップを図る制限時間方式の体験型カリキュラムを中心に、オンラインによる受講で効果があがるようプログラムを工夫したもの。コロナ禍の現在、人を従来のように集めずに実施できる実践的な研修として提案する。
2020/09/07
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中小企業をめぐるサイバー情勢と対策
ちょっと待って! その「セキュリティー警告」は本物?~スマートフォン編~
スマートフォンでウェブサイトを閲覧中に、突然「ウイルスを検出した」などの警告が表示されたことはありませんか? 画面の指示に従って操作を進めると、不要な有料アプリをインストールしてしまう危険があります。
2020/09/07
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福祉と防災
【緊急提言】巨大台風迫る!コロナを忘れよ!命を守れ
9月4日正午現在、観測史上最大級の台風10号が九州地方に接近している。なんとしてでも一人残らず無事に避難して命を守っていただきたい。だが、そのために新型コロナウィルスが障害になるかもしれない。今はコロナを忘れるときだ。
2020/09/04
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災害対応機関における台風災害被災状況予測タイムラインについて
毎回の台風災害で思うことは、台風が上陸する前に、公的災害対応機関等(自衛隊、消防、警察、海上保安庁)や国土交通省、内閣府、総務省消防庁、DMAT、民間災害支援機関、各種インフラ関係のサポートチームが被災予測されるエリアで、拠点を分けて、事前待機しておくことで、救助が必要な被災者にいち早く駆けつけることができないかということである。
2020/09/04
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お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
「防災の日」に少しでも備えを意識できたら120点
9月1日は防災の日。皆さんは何をしましたか? 家の点検でもいいし、備蓄の見直しでもいい、ちょっとだけ想像してみるだけでもOK! 例えば緊急持ち出し袋の中身や備蓄食料の必要量のチェック、家の耐震や家具の転倒防止の確認。何かしら防災にまつわることができたら120点です!
2020/09/04
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昆正和の気候クライシスとBCP
40℃超えが常態化すれば事業活動に大ダメージ
猛暑日の日数と観測地点数が毎日のように更新された今年の夏。最高気温40℃超えが常態化するのもそう遠い未来ではないかもしれません。そうなれば、事業への影響も大。十分なエビデンスがそろっているわけではありませんが、危機を先取りするため、今回は迫りくる熱波に対してBCP的な想定をしてみます。
2020/09/03
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企業をむしばむリスクとその対策
企業と投資家の認識のズレを埋める
A社では、気候変動やグローバルサプライチェーンの寸断といった不確実性が高まる経営環境の変化に対応するために、数年前から多角化経営に着手していました。そのようななかで新型コロナウイルスの感染拡大が発生し、経済危機が発生。多角化経営の一環として社内で新規事業創出も始め、いくつかのイノベーションにつながる活動も端緒についたところです。しかし複数の投資家からさまざまな意見が出てきました。「投資家に対してきっちり説明して理解を得るように」との命を受けたBさんは、そのように説明すべきか頭を悩ませています。
2020/09/03
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踏むだけで靴底の除菌ができるマット
サニクリーンは、靴底からの菌を屋内に持ち込まないために、マットに除菌剤を浸み込ませて靴底の除菌をおこなう「除菌剤含浸用マット」を提供する。
2020/09/02
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テレワーク時代のデジタルBCP基礎講座
テレワーク環境でも考慮すべき内部不正
テレワーク下では内部不正のリスクも高まる。さまざまな媒体を利用して情報が持ち出され、その結果情報漏えいに発展してしまう場合がある。自社の被害だけでなく、場合によっては他社や顧客の被害にもつながるため、テレワークにおいても注意が必要だ。
2020/09/02
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危機管理の要諦
台風接近までに企業がすべきこと
台風9号に続き、台風10号が発生した。海面水温が高いことから、今後発達しながら日本の南を北西へ進み、5日は非常に強い勢力で大東島地方へ接近し、6日は非常に強い勢力を維持したまま奄美地方から西日本にかなり接近するおそれがあるという(9月2日時点)。企業として今できる対策は何か。
2020/09/02
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第115回:欧州のリスクマネジャーの問題意識とこれからの役割
欧州のリスクマネジャーを対象に行ったアンケートの結果。今後12カ月間の懸念として挙げられたのは、1位がサイバー犯罪などに関する脅威、2位が経済成長の不確かさ、3位が重要なスキルを持つ人材の確保だった。ただし、調査期間は今年の1月から3月で、新型コロナウイルスのパンデミック影響があまり反映されていない。
2020/09/01
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新型コロナウイルスにおける風評被害の実際とSNSにおける風評対策
防災・BCPの実務者向け勉強会である「危機管理塾」(2020年10月)は、10月6日(火)16時から開催します。テーマは「新型コロナウイルスにおける風評被害の実際とSNSにおける風評対策」。新型コロナウイルスで思わぬ形で風評被害を受けた小林創建の社長が、その実際を語ります。また、SNSにおける風評被害の仕組みや対策を専門家が解説します。
2020/09/01
