レジリエンス
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危機情報を電子地図上でわかりやすく可視化
危機管理情報サービスを提供するレスキューナウは、2011年に提供開始したSaaS型情報提供サービス「レスキューWeb」のオプションとなる、災害・危機対応に必要な危機管理情報を電子地図上で可視化するサービス「レスキューWeb MAP」をリニューアルして提供する。注意報・警報、避難情報、火山情報など、レスキューナウが取り扱う様々な危機管理情報の基本配色を、内閣府、気象庁によるルール配色とし、独自取材によって提供する情報の基本配色も同様に変更する。
2021/09/09
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マルチハザードBCPを肥大化させないためには?
マルチハザードBCPに従来と同じ手順でリスクを追加していこうとすると、BCP全体が肥大化する可能性があります。文書のアップデートや点検に時間がかかるうえ、無計画にリスクを追加したBCPは非体系的で整合性もとれません。「BCPに何を書き、何を省くか」を自問自答しながら見直しを進める必要があります。今回はマルチハザードBCPの2つの文書構成のあり方について考えます。
2021/09/09
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気象情報は劇的に「早く」「細かく」なっている
「過去に経験したことのない大雨」が毎年のように各地を襲い、そのたびに最大限の警戒が呼びかけられています。気象庁を中心に発せられるリスク情報は何をどう伝えているのか、それを受け取る側の理解は進んでいるのか――。リスク情報の普及と活用に取り組むレスキューナウ危機管理研究所(東京都)社長の市川啓一氏に聞きました。
2021/09/06
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防災機能を備えたトラック運転手向けアプリ
ナビタイムジャパンは、トラック運転手専用カーナビアプリ『トラックカーナビ』において、「地点の気象警報情報」と「トラック防災手帳」を提供する。2020年2月の国土交通省通達で定められた、台風等の異常気象時におけるトラック輸送の安全確保のための措置を講じる目安に対応するもので、輸送計画の変更や中止等も検討できるよう、大雨などの自然災害時の防災機能を提供する。
2021/09/02
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多発する水害 リスク情報の進化と活用
豪雨が襲うたびに「命を守る行動」が呼びかけられています。その言葉は、届くべきところに届いているでしょうか。情報発信の適切さとともに、それを受け取る側の理解と行動も問われています。月刊BCPリーダーズ9月号はリスク情報の最先端と可能性にフォーカスし、災害・危機情報のいまを再確認するとともに、それを素早い行動に結び付けるための道筋を探ります。
2021/09/01
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車いす利用者によるバリアフリー情報サイト
凸版印刷と、特例子会社で障がい者雇用の促進を目的として設立された東京都プリプレス・トッパン(TPT)は、車いす利用者自らが制作するバリアフリーマップや、緊急連絡先情報、バリアフリーに対応した情報などの外出時に役立つ情報をまとめたバリアフリー情報サイト「らくゆく」を展開する。
2021/08/30
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労働力の有効活用に向けて
RIMSは毎年、リスクマネジメントの先端的な事例から学ぶために、『リスク管理優秀事例』調査を実施し、報告書にまとめている。その年によって調査する優秀さは異なるが、2021年は多様性(ダイバーシティー)に焦点を当てている
2021/08/30
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水に浸して5分で使えるロング型吸水土のう
ホームセンター事業を展開するDCMは、土・砂が不要で、水に浸して約5分で膨らむ吸水性土のう製品「DCM 水で膨らむ土のう袋」の新たなラインナップとして、約90センチメートル幅に膨らむ「ロング型」を販売する。「横に長いものもあった方が設置作業をしやすい」という意見を受けて開発したもの。
2021/08/27
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被害を即時に生々しく伝えるSNSの可能性
災害や事件・事故が発生した際に次々とSNSにアップされる現場の生々しい映像。これを防災やBCPに役立てようという動きがいま、急速に広がっています。インターネットに上がる無名性の投稿をどこまで役立てられるのか、今後どのような可能性があるのか――。SNSを通じた危機情報の配信サービスに取り組むスペクティ取締役COOの根来諭氏に聞きました。
2021/08/25
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第154回:米国における自然現象に対する各郡ごとの災害リスク指数
今回は米国のFEMA(連邦緊急事態管理庁)が公開しているNational Risk Indexを紹介させていただく。これは直訳すれば「全国リスク指数」ということになると思われるが、米国における自然現象(natural hazards)によるリスクの大きさを、郡(county)ごとに色分けで示したものである。
2021/08/24
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関係機関へのBCP浸透などに課題危機発生時の指揮命令系統が実効性を高めるカギ
企業の事業継続の取り組みに関するリスク対策.com独自調査からの報告第4弾。東日本大震災10年でBCPは定着したか、実効性は向上したかを把握するための調査で、今回はBCPを計画どおり実行させるにあたり、組織にとって十分なレベルになっていない取り組みやスキルは何かを分析しました。
2021/08/23
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ピクトグラムを含めた視覚記号の限界と未来
東京オリンピック開会式で話題になったピクトグラムのパフォーマンスが国内だけでなく海外の人からも称賛の声が続出したようです。開会式後、私に問い合わせがありましたが、東京オリンピック開会式に関わっていません。私であれば、無観客だからこそ空席を利用したピクトグラムアート(デジタルアート作品)で演出していました。
2021/08/23
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災害発生時に衛星通信に切り替わるWi-Fiサービス
ファイバーゲートと100%子会社のBizGenesisは、両社が提供する施設運営者向けフリーWi-Fiサービスと組み合わせ、BCP対策として活用できる衛星通信サービスを提供する。各種企業、地方自治体の庁舎や広域避難所、病院、介護施設、分譲マンションなどでの活用を提案するもの。
2021/08/21
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目的は「事業影響の可視化」 手段は柔軟に考える
BCPやBCMの内容に踏み込んでいく時、避けて通れない要件に「事業影響度分析(BIA)」があります。事業中断の際、主要な製品・サービスを提供し続けるにはどの業務をいつまでに再開すればよいのか、その目標復旧時間(RTO)を割り出すのがBIAです。が、果たしてBIAは中小企業にも必須なのか、そしてマルチハザードBCPにも必要なのか。今回はこれをテーマに考えます。
2021/08/19
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IoT×5G×AIが変える社会
現実世界の膨大なデータを、数値化してサイバー空間に取り込み、コンピューティングパワーによる分析や解析を行った上で、それを現実世界にフィードバックし、最適な結果を導き出す。防災/危機管理分野での活用が期待されています。
2021/08/18
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災害情報を「伝える」立場で地域を守り励ます存在
災害情報などのニュースを伝える側の人たちに、防災士の方が増えたように思います。伝える側が防災を学び、適切に命を守る行動を発信するのは、とても心強いこと。今回私がお話を伺ったのは、まさに情報を伝える側にいらっしゃる、奈良県五條市のFM五條のメインパーソナリティーを務めていらした斎藤有紀さんです。地元を大切に想う気持ちがとっても素敵な方でした!
2021/08/18
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地域への「貢献」に主眼 社員の成長促し組織強く
木材・建材流通の鈴三材木店はBCPにもとづく業務改善や負荷訓練を通じて社員の自立的成長を促し、仕事が集中しても対応できる強い組織づくりを進めています。住宅・建築産業を襲った「ウッドショック」に対しても、納期の前倒しがむしろ課題解決の好機になると認識。有事に使えるだけの国産在庫を業界全体で持てる体制づくりに乗り出しました。一連の取り組みを紹介します。
2021/08/17
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AIを活用した防災・減災システムの熊本市での実証プロジェクト
災害科学とAI/機械学習技術の融合によりバーチャルな世界にデジタルツインを構築し、実際の世界で起こり得る事象をシミュレーションにより再現して防災に役立てるシステムの紹介。現在、熊本市で実証プロジェクが行われている。
2021/08/12
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ニューノーマル時代の労務管理のポイント雇用に関する最新法制度の解説と注意点(高齢者雇用安定法・男性育休促進法について)
9月21日(火)16時から、「ニューノーマル時代の労務管理のポイント」をテーマにセミナーを開催します。講師は、毎熊社会保険労務士事務所の毎熊典子氏です。
2021/08/11
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災害時の拠点機能と従業員の安全配慮を両立する
九州地方で総合的な電気エネルギーサポート事業を展開する白鷺電気工業は事故・災害の経験と向き合うなかで、自社の防災・BCP対策を継続的に改善。特にここ数年は熊本地震の教訓を生かし、強靭な組織づくりに取り組んできました。それが企業価値となり、第三者からも高い評価を受けています。
2021/08/09
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備蓄品で簡単につくる「あさりの洋風リゾット」
みなさんこんにちは! 今回は、備蓄してある食品を組み合わせて、あさりの洋風リゾットをつくりたいと思います。 リゾットって聞くと難しそう…と思われるかもしれませんが、生米からフライパン一つで簡単にできますので、ぜひつくってみてください。
2021/08/06
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一つのシートで比較することで共通項が見えてくる
マルチハザードBCP策定のカギは「リスクアセスメント」です。このステップを踏み、複数のハザードの評価を一つのシート内で可視化することにより、それぞれの内容を比較検討できます。逆にそれがなければ、地震なら地震だけを念頭に置いて議論するしかありません。今回はマルチハザードBCPにおけるリスクアセスメントのあり方を解説します。
2021/08/05
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衛星データ解析で浸水被害評価
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行うSynspectiveは、水害発生時に、全天候・高頻度観測による信頼性の高いSARデータによって被害情報を迅速に提供するサービス「Flood Damage Assessment Solution」を展開する。
2021/08/04
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災害時に守るべきは命だけでなく人間の尊厳
筆者らが運営する福祉防災コミュニティ協会は6月26日、福祉と防災に関するシンポジウム「福祉防災元年~避難確保、BCP、個別避難計画、福祉避難所~」をオンラインで開催しました。基調講演は浅野史郎先生(本協会会長、元宮城県知事)。「障がい者観」について話され、防災においてなぜ災害弱者という言葉が課題になるのかにも言及されました。講演概要を紹介します。
2021/08/04
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現場の情報を360度パノラマVRで管理
センシンロボティクスは、現場の情報を360度パノラマVRで管理できるクラウドアプリケーション『SENSYN 360』を提供する。点検管理業務において「位置情報と異常箇所・点検履歴を結びつけるプラットフォームがほしい」という企業の業務課題から生まれたもの。サブスクリプション型(月額支払)のサービスとして提供する。
2021/08/03