2021/08/17
事例から学ぶ
木材・建材流通の鈴三材木店(静岡県浜松市、鈴木諭社長)は、災害時に復旧対応が求められる業種にあって、地域への「貢献」に主眼を置いたBCPを構築。特別な対策を準備するのではなく、日頃の業務改善や負荷訓練を通じて社員の自立的成長を促し、仕事が集中しても対応できる強い組織づくりを進めている。住宅・建築産業を襲った「ウッドショック」に対しても、納期の前倒しがむしろサプライチェーンの課題解決につながると認識。有事に使えるだけの国産在庫を業界全体で持てる体制づくりに乗り出すとともに、他県からの供給支援を受けられる広域連携の検討も開始した。
鈴三材木店
静岡県浜松市
❶地域への「貢献」に主眼を置いたBCP方針
・災害時に復旧対応が求められる業種にあって、何が最も貢献できるかを主眼に重要業務を絞り込み。「何とか住める住宅の修繕」にリソースを集中
❷社員の成長を促し強い組織づくり
・BCP方針の共有で有事の混乱を回避するだけでなく、社員のなかに自立的な気運を醸成。「負荷訓練」を重ねて改善と成長を促し、組織のタコツボ化を解消
❸危機をサプライチェーン連携の好機に
・ウッドショックによる納期の前倒しを、むしろ住宅産業のサプライチェーンを改善する好機と認識。一定の国産在庫を持てる体制づくりに着手
https://www.risktaisaku.com/feature/bcp-lreaders
事例から学ぶの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/07
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/04/05
-
-
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方