2021/08/03
ニュープロダクツ

センシンロボティクスは、現場の情報を360度パノラマVRで管理できるクラウドアプリケーション『SENSYN 360』を提供する。点検管理業務において「位置情報と異常箇所・点検履歴を結びつけるプラットフォームがほしい」という企業の業務課題から生まれたもの。サブスクリプション型(月額支払)のサービスとして提供する。
同サービスでは、図面と360度写真を組み合わせることで現場を直感的に再現し、現場に行かなくても位置関係を把握・共有できる。複数階の施設やエリアを分割して管理している施設でも表示を容易に切り替えられ、点検記録や作業指示といった現場の情報を詳細な位置と紐付けて管理できる。
プラント内設備の問題箇所など具体的な情報は、メールやチャットで社内・社外の関係者と簡単に共有できる。過去画像の閲覧にも対応しており、修理前後の様子の確認や、工事中の進捗確認、経年での劣化状況の確認等に活用できる。
同サービスは、Webブラウザに加えてiPhone、iPad向け『SENSYN 360』アプリでも利用可能。アプリから360度カメラを操作し、撮影した360度写真をその場でアップロードできるほか、現場で問題箇所や作業指示の確認、点検結果を書き込むことも可能。設備に付随した情報(点検記録、図面、教材等)を追加できるようにすることで、業務のDX基盤としての活用を提案する。客の要望に合わせた機能追加にも対応する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/21
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20
-
-
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方