事故・テロ
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「ロシア撃墜説」くすぶる=カスピ海岸の旅客機事故
カスピ海東岸の中央アジア・カザフスタン西部に25日、旅客機が墜落して38人が死亡した事故で「ロシア軍による撃墜説」がくすぶっている。本来の目的地であるロシア南部チェチェン共和国に当時、ウクライナのドローンが飛来していたためで、防空ミサイルによる誤射の可能性を内外メディアが報じた。
2024/12/26
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海保、事故後にマニュアル見直し=「対策の限界」指摘も―JAL機炎上
運輸安全委員会の中間報告書では、海上保安庁の機長と副機長が、共に進入許可を得たと誤認していたことが明らかになった。相互確認に不備があったとみられ、事故後、海保は航空機内でのマニュアルを見直したが、対策の限界を指摘する声も上がる。
2024/12/26
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カザフで旅客機墜落=67人搭乗、生存者も
カスピ海に面する中央アジア・カザフスタン西部アクタウ近郊で25日、空港に着陸を試みたアゼルバイジャン航空のエンブラエル190型旅客機が墜落した。ロシア通信などが伝えた。乗客62人と乗員5人が乗っており、生存者20人以上が病院に搬送されたほか、現場では犠牲者の遺体収容が進められた。
2024/12/25
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海保機長、副機長とも誤認=進入気付いた管制官も―羽田衝突事故で中間報告・運輸安全委
羽田空港(東京都大田区)で1月、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突炎上し、海保機の乗員5人が死亡した事故で、運輸安全委員会は25日、調査の中間報告書に当たる「経過報告」を公表した。
2024/12/25
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ブラジルで橋崩落、1人死亡=16人行方不明
【サンパウロ時事】ブラジル北東部マラニョン州と隣の州を結ぶ橋が22日に崩落し、23日までに1人が死亡、16人が行方不明となった。同州のブランドン知事が明らかにした。有害な化学物質を運んでいたトラックが橋崩壊により川に転落したため、行方不明者の捜索が一時中断した。
2024/12/24
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大掃除で配線チェックを=火災予防、コンセントのほこりも―NITE
コンセントや延長コードなど配線器具が出火原因となる火災がなくならない。製品評価技術基盤機構(NITE)への報告は3年連続で、年間30件を超えた。プラグにたまったほこりの放置や規定の消費電力を超えた電気製品の使用など、注意すれば防げる火災も多く、NITEは大掃除を機にチェックするよう呼び掛けている。
2024/12/21
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危機管理白書2025年版
A4サイズ、100ページ(本文96ページ)、カラー12月17日からECサイト「BASE(ベイス)」より発売。※2024年12月23日から順次発送いたします(12月28日~2025年1月6日は年末年始休業となります)。
2024/12/17
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後絶たぬ工事中のガス管損傷=6割超が事前の位置確認せず―新橋爆発
建物の増改築や解体、道路などの工事の際にガス管を損傷する事故が後を絶たない。事前に配管の位置を確認しないなど、工事業者の不注意が原因のことも多く、専門家は「安全に対する意識を高めることが重要だ」と注意喚起している。
2024/12/16
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10秒装着で極冷却が可能な「ウェアラブルエアコン」
富士通ゼネラルは、2021年から提供しているウェアラブルエアコン「コモドギア」のコンパクトモデルで、10秒装着で極冷却が可能な次世代モデルを開発した。ペルチェ素子を利用したネッククーラーを装着することで頸部を冷やすもので、外部温度に対して最大摂氏マイナス20度の冷却能力を発揮する。2025年春の発売を予定する。
2024/12/14
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JR川内駅構内で貨物列車脱線=けが人なし―鹿児島
12日午前3時ごろ、鹿児島県薩摩川内市のJR鹿児島線川内駅構内で、JR貨物の貨物列車(12両編成)が脱線した。けが人はいなかった。この影響で、鹿児島線は川内―隈之城間の上下線の運転を終日見合わせた。 〔写真説明〕鹿児島県薩摩川内市のJR鹿児島線川内駅構内で脱線した貨物列車=12日(JR九州提供)。
2024/12/12
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ギプスで爆発物隠し接近か=閣僚死亡テロ、IS犯行声明―アフガン
【ニューデリー時事】アフガニスタンの首都カブールで11日、イスラム主義組織タリバン暫定政権のハッカニ難民相が自爆テロで殺害された事件で、実行犯は腕に巻いたギプスの中に爆発物を仕込んで接近したとみられることが12日、分かった。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。 爆発は難民省内で発生。
2024/12/12
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複合現実技術を用いた消火器トレーニング
XR開発事業などを手掛ける深谷歩事務所は、MR技術を使って現実空間に仮想的な火災を発生させ、仮想的な消火器を使って消火を行うことで消火器の利用方法を身につける「消火器トレーニングMR」(特許取得済み第7535281号)を提供する。火災発生時に適切な初期消火ができる人材を育成するため、企業や自治体の防災訓練での活用を提案する。
2024/12/09
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給電指令、正確に伝わらず=四国大規模停電で報告書―送配電2社
四国地域で11月に発生した大規模停電について、四国電力と関西電力の送配電子会社2社は6日、原因の調査結果をまとめた報告書を経済産業省に提出した。給電指令用語の解釈で担当者間に食い違いがあったことが原因。再発防止策として、指令用語の誤認が起きないようにマニュアルを見直す。
2024/12/06
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年度内の打ち上げ困難に=燃焼試験再爆発のイプシロンS―JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、第2段の地上燃焼試験中に2度目の爆発事故が起きた固体燃料ロケット「イプシロンS」について、試験設備の復旧に時間がかかることなどから目標としていた今年度中の初打ち上げは困難とする見方を示した。
2024/12/05
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建設現場で地盤崩落、13人不明=中国・深セン
【香港時事】中国広東省深セン市の建設現場で4日午後11時ごろ、地盤が崩落し、作業員13人が行方不明になった。現場では救助作業が行われている。地元当局が5日、発表した。 地盤が崩落したのは深セン市宝安区にある高速鉄道の建設現場。近隣住民は避難し、周辺では交通規制が敷かれた。
2024/12/05
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「安定」の時代が終わる
冷戦が終わって30余年。グローバル経済のもとで築き上げられてきた「安定」が崩れつつあります。安全保障上の対立、国家間のイデオロギー争い、パワーバランスの多極化、地政学リスクの高まり――。この混沌を企業はどう生きるのか。2024年の世界情勢を振り返り、来る2025年を展望します。また、今年二重被災に見舞われた能登半島が日本の防災に投げかける問題を考えます。
2024/12/05
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誤表示に困惑、操作ミスか=空自、給油機の緊急着陸で調査結果
航空自衛隊美保基地(鳥取県)で8月、KC46A空中給油・輸送機が給油装置の不具合で損傷し、緊急着陸する事故があり、空自は2日、機器の誤表示に困惑した隊員の操作ミスが原因だとする調査結果を公表した。 事故は8月6日に発生。
2024/12/02
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遺族ら「悔しさは年々強く」=笹子トンネル事故から12年―山梨
中央自動車道笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落し男女9人が死亡した事故は2日、発生から12年を迎えた。事故現場付近で追悼慰霊式が行われ、発生時刻の午前8時3分に合わせ、遺族らが黙とうをささげ献花した。遺族は「何年たとうと苦しさ、悔しさといった気持ちは年々強くなる」と心境を吐露した。
2024/12/02
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パリ2024のテロ対策期間中の計画を阻止した点では成功
2024年最大のイベントだったパリオリンピック。ロシアのウクライナ侵略や激化する中東情勢など、世界的に不安定な時期での開催だった。パリ大会のテロ対策は成功だったのか、危機管理が専門で日本大学危機管理学部教授である福田充氏とともにパリオリンピックを振り返った。
2024/11/29
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太陽光発電施設の盗難リスク評価と対策提案
東京海上ディーアールは、再生可能エネルギー領域に関する2000件以上のリスク評価実績や、事業所における盗難リスク評価実績から得られた経験を生かしたサービス「太陽光発電施設盗難リスク評価および対策提案業務」を提供する。リスクグレーディング、対策前後の予想最大損害額の算出、投資効果を考慮した対策提案を行うもの。
2024/11/29
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電柱衝突、ひび割れが原因=JR東、検査で見抜けず―運輸安全委
神奈川県鎌倉市で昨年8月、JR東海道線を走行中の電車が傾いた電柱に衝突した事故で、運輸安全委員会は28日、架線を支えていた電柱の根元がひび割れ、入り込んだ雨水で内部の鉄筋が腐食したとする調査報告書を公表した。
2024/11/28
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安全帯フックのかけ忘れをセンサーで検出
吉川工業は、磁界と電波(RFID)の技術を応用し、高所作業現場での墜落制止用器具(安全帯)の適切なフックの使用を促す安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」を提供する。高所作業での墜落・転落事故のリスクを低減するフックかけ忘れの注意喚起装置として、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されているもの。住宅建設や土木工事、橋梁の足場やプラントなど、高所作業を伴う作業場の安全管理をサポートする。
2024/11/28
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ススキノのビルで爆発=男女4人負傷、うち1人意識不明―札幌
26日午後3時20分ごろ、札幌市の繁華街ススキノにある商業ビルで「爆発音がする」と119番があった。同ビル2階のガールズバーで爆発が起きたとみられ、男女4人がやけどを負うなどして病院に搬送された。うち男性1人が意識不明という。北海道警は、放火の可能性も視野に詳しい原因を調べている。
2024/11/26
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燃焼試験中に爆発、火災発生=イプシロンSロケット―けが人なし・種子島宇宙センター
26日午前8時半ごろ、鹿児島県・種子島宇宙センターで宇宙航空研究開発機構(JAXA)が行っていた固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段の地上燃焼試験中に爆発が起き、火災が発生した。同試験での爆発事故は昨年7月に続き2度目で、JAXAは試験を中止して、原因を調べている。けが人はいなかった。
2024/11/26
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車に銃撃、38人死亡=シーア派狙ったテロか―パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で21日、イスラム教シーア派の人々が乗った車が武装集団に襲われ、地元メディアによると少なくとも38人が死亡した。当局は、少数派であるシーア派を狙ったテロの可能性があるとみて調べている。 警察に先導された二つの車列が襲われたという。
2024/11/21