2025/02/21
防災・危機管理ニュース
生命保険協会の永島英器会長(明治安田生命保険社長)は21日の定例記者会見で、生命保険業界で相次ぐ保険代理店への出向者による情報漏えい事案について、生保各社の最終報告結果を公表した。個人情報の漏えいは18の保険会社と37の代理店で計43万4000件に上り、昨年11月に公表した中間報告から1万2000件増加した。また、法人情報は9の保険会社と14の代理店で計8000件の漏えいが判明した。
永島氏は「二次利用や営業目的での利用は確認されておらず、出向者の個人情報保護に関する認識不足や確認漏れの事案が大半を占めている」と説明した。調査結果を踏まえ、生保協は今月10日に会員各社に再発防止の徹底などを要請。その後、情報漏えいがあった生保18社に個別に指導を行った。
(ニュース提供元:時事通信社)
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