2025/02/25
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米アップルは24日、今後4年間で米国内に過去最大となる5000億ドル(約75兆円)を投じると発表した。南部テキサス州に新工場を開設し、人工知能(AI)サーバーを生産する。関税などを駆使し、製造業の国内回帰を掲げるトランプ政権に歩調を合わせ、生産の移管を進める。
クック最高経営責任者(CEO)は声明で「米国の技術革新の将来に期待している」と述べた。トランプ氏は、自身のSNSへの投稿で「われわれへの信頼がなければ、アップルは10セントも投資しなかっただろう」と自賛した。
テキサス州ヒューストンで、部品を供給する企業と協力し、今年から生成AIシステム「アップルインテリジェンス」向けサーバーの生産を始める。さらに工場を新設し、2026年から稼働させる。従来は、国外に生産を頼っていた。南部ノースカロライナなど5州のデータセンターも容量を広げる予定。
また、4年間で2万人を国内で新規雇用する計画。中西部ミシガン州では、半導体製造の技術者などの養成を充実させる。先進的な製造業の雇用支援などを目的とした基金についても2倍の100億ドルに増額する。
〔写真説明〕米アップルのロゴ(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 米国
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方