2025/03/03
防災・危機管理ニュース
【ニューデリー時事】国際移住機関(IOM)は、アフガニスタンで2024年に人口の約5分の1に当たる900万人弱が気候変動に伴う災害の影響を受けたとする報告書を公表した。約98万8000人が洪水や干ばつなどにより一時避難を余儀なくされたという。
アフガンでは経済状況悪化に伴う人道危機が深刻化しており、「気候災害」がこれに追い打ちをかける実態が浮かび上がった。
IOMは全土で聞き取り調査を実施し、2月27日に報告書を公表した。国民の多くは天候に大きく左右される農業や牧畜の仕事に就いており、借金や資産の売却、子供の退学といった対応を強いられていると警鐘を鳴らした。
〔写真説明〕大雨で氾濫した川を見る人=2月26日、アフガニスタン南部カンダハル(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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