2025/03/27
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米ユニバーサル・ミュージック・グループなどのレコード会社が、米新興企業アンソロピックによる生成AI(人工知能)の学習での歌詞の無断使用を禁じるよう求めた訴訟で、米カリフォルニア州の連邦地裁は25日、原告の仮差し止めの訴えを退けた。回復不可能な損害の立証が不十分だったと判断した。
地裁判事は、新技術に使った著作物の無断使用が権利侵害に当たるかは「未解決」とし、判断を持ち越した。多くのAI開発企業が音楽や絵画などの無断使用で裁判に直面しているが、調査などの目的であれば侵害とは判断されない「フェアユース(公正利用)」と主張し、議論になっている。
原告はアンソロピックが生成AI「クロード」で、米人気歌手テイラー・スウィフトさんの歌詞など少なくとも500件の権利を侵害したと主張。歌詞の使用料が下がるなどの悪影響を及ぼすと訴えた。ただ、損害の急迫性などを示す証拠を提示していないと判断された。
(ニュース提供元:時事通信社)
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