2025/04/02
防災・危機管理ニュース
【エルサレム時事】イスラエルのサール外相は1日、イランやパレスチナのイスラム組織ハマス、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラがイスラエルに攻撃を仕掛けるため、レバノン国内で連携していると非難した。その上で、そうした勢力の取り締まりを強化するようレバノン政府に要求した。イスラエルメディアが報じた。
イスラエル軍は3月28日にレバノンの首都ベイルート南郊を空爆。昨年11月にヒズボラとの停戦が発効して以降で初のベイルート近郊への攻撃となった。
4月1日未明には再びベイルート南郊を攻撃し、ヒズボラ中堅幹部を殺害。イスラエル情報機関などの分析では、同幹部はハマスとの連絡役を務めていた。同幹部を中心としたネットワークは、数百人規模のイスラエル人を殺害する大規模テロの計画を立てていたと報じられている。
1日の攻撃について、イスラエルは「差し迫った脅威があった」と説明した。一方、レバノンのサラーム首相は昨年11月からの停戦に対する「明確な違反だ」と非難。アウン大統領は、レバノンの「完全な国家主権」を支持するよう友好国に要請したという。
〔写真説明〕イスラエルのサール外相=3月24日、エルサレム(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/15
-
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方