【ニューヨーク時事】中国の習近平国家主席は24日、2035年までに自国の温室効果ガス排出量をピーク時から7~10%削減する新たな目標を明らかにした。国連総会一般討論演説の期間に合わせて開かれた首脳級の「気候サミット」にビデオ演説方式で参加した。
 習氏はまた、非化石燃料の割合を30%以上に引き上げることや、風力・太陽光発電の設備容量を20年比で6倍以上に拡大することなども表明。「一部の国が逆行しても、国際社会は正しい方向への行動と不断の努力を続けるべきだ」と訴えた。 
〔写真説明〕中国の習近平国家主席=3日、北京(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)