2025/04/08
防災・危機管理ニュース
長崎県・壱岐島沖で起きた患者搬送ヘリコプター3人死亡事故で、ヘリが着水した際、国土交通省と海上保安庁が受信するはずの救難信号が届いていなかったことが8日、関係者への取材で分かった。唐津海上保安部(佐賀県唐津市)は、機体に搭載された航空機用救命無線機(ELT)が作動しなかった可能性もあるとみて調べている。
ELTは機体に強い衝撃が加わったり、浸水したりすると救難信号を発信する。信号は国交省と海上保安庁が受信するが、海保と国交省双方の関係者によると、今回の事故時は受信しなかった。海保は機体の整備状況などについて、運航していたエス・ジー・シー佐賀航空(佐賀市)の担当者らから聴取している。
〔写真説明〕救助されるヘリコプターの機長ら=6日、長崎県・壱岐島沖(第7管区海上保安本部提供)
(ニュース提供元:時事通信社)

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