気象庁は30日、東・西日本では7月7日ごろにかけて最高気温35度以上の猛暑日になる所があるとして、熱中症や健康管理に注意するよう呼び掛けた。太平洋高気圧が張り出して晴れたり、暖かい空気に覆われたりするため。奄美、沖縄地方も同33度以上になる所がある見込み。
 30日は猛暑日になった所が今年最多の118地点に上り、全国観測点の1割を超えた。京都府福知山市で37.8度、岐阜県多治見市で37.4度、兵庫県朝来市で37.3度、前橋市や埼玉県熊谷市、広島県三次市などで37.1度となった。福知山市と朝来市は地点ごとの6月史上最高を更新した。
 7月1日は岡山県を除く中国地方と九州のほか、山梨、愛知、三重、徳島、沖縄本島、八重山地方に熱中症警戒アラートが出された。 
〔写真説明〕渋谷のスクランブル交差点を歩く人たち=28日、東京都渋谷区

(ニュース提供元:時事通信社)