2025/07/15
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】トランプ米大統領は14日、ウクライナに侵攻するロシアに対し、50日以内に停戦合意に応じない場合、経済制裁を科すと警告した。ロシアの貿易相手国にも税率100%の「2次関税」を課すと表明。北大西洋条約機構(NATO)加盟国を経由する形でウクライナに武器を追加供与する方針も打ち出した。
トランプ氏は1月の就任以来、対ロ融和姿勢を維持してきたが、停戦協議の難航を受けて路線転換した。NATOのルッテ事務総長とホワイトハウスで会談した際に、記者団に述べた。
トランプ氏は「2次関税」の対象国を明言しなかったが、CNNテレビによると、米政府高官は「ロシアの石油を購入する他の国々だ」と説明。中国やインドなどが念頭にあるとみられるが、日本も極東サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」から液化天然ガス(LNG)を輸入しており、対象となる可能性がある。
トランプ氏は「もし私が(ロシアの)プーチン大統領なら、ウクライナに関する交渉をこれまで以上に真剣に考えるだろう」と語った。
一方、ウクライナへの武器供与では、米国製防空システム「パトリオット」とそのミサイルなどが含まれる。ドイツなどが自国のパトリオットをウクライナに譲渡し、米国から新たに購入する仕組みで、費用は欧州側が負担する。ロシアによるミサイルやドローンの攻撃が続く中、ウクライナにとっては防空能力強化が喫緊の課題となっていた。(了)
(ニュース提供:時事通信 2025/07/15-05:46)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/02
-
-
-
失われた危機意識を取り戻す災害図上訓練で自分ごと化 ミツバ
どのメーカー系列にも属さず、複数の自動車メーカーや1次サプライヤーに四輪と二輪用の電装部品を供給する独立系のサプライヤーであるミツバ(群馬県桐生市、日野貞実代表取締役社長)。近年、過去に考えられた災害対策が、途絶えつつあった。同社では“自分ごと化”で従業員の危機意識を高めるため、災害図上訓練を実施。参加者の意欲が高まり、対策用の新たな要望が集まるなど、確実な手応えを感じている。
2026/05/26
-
-
-
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方