2025/07/24
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】欧州中央銀行(ECB)は24日、ユーロ圏の金融政策を協議する定例理事会を開き、政策金利を据え置くことを決めた。据え置きは昨年7月以来、8会合ぶり。物価が目標水準近辺で推移する中、トランプ米政権による高関税政策の影響を見極める考えだ。
政策金利の一つで、民間銀行がECBに資金を預け入れる際に適用する中銀預入金利を2.00%に据え置く。
6月のユーロ圏消費者物価指数(確定値)は前年同月比2.0%上昇し、ECBの物価目標と一致した。一方、米国と欧州連合(EU)の貿易協議は継続中で、既に発動されている鉄鋼・アルミニウムや自動車への米関税の影響は、いまだ明確になっていない。
会合後の記者会見でラガルド総裁は「貿易摩擦が迅速に解消されれば、消費者や企業の意思決定を難しくしている不確実性の一部が取り除かれる」と述べ、政策判断への影響を示唆した。
〔写真説明〕欧州中央銀行本部=24日、ドイツ・フランクフルト(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/28
-
-
-
-
-
月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24
-
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方