台風9号は30日午後、小笠原諸島の北方海上にあり、8月2日に関東・東海の沖合に北上するか、接近する見通しとなった。同月3日にかけて進路を北東へ変えると予想されるが、北寄りに進むと関東が影響を受け、風雨が強まる恐れがある。
 9号は30日午後3時、父島の北北東約230キロの海上をゆっくりと東北東へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートル。南東側280キロ以内と北西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)