オムロンヘルスケア(京都)は8日、自動体外式除細動器(AED)1万8245台を自主回収すると発表した。品質試験で、本体内部の回路基板部分の故障で、使用時に電気ショックが起きない可能性があることが確認された。
 製品は「自動体外式除細動器 レスキューハート HDF―3500」で、2023年7月7日~25年5月13日に、病院や公共施設など1万6113施設に出荷した。これまでの使用時に故障が生じた事例はないという。納入先には不具合の内容と電気ショックが起きなかった場合の対処方法を伝え、準備でき次第、交換品を発送し該当製品を回収する。
 問い合わせ先は、12日までは(0120)401066、13日以降は(0120)400185。 

(ニュース提供元:時事通信社)