【ニューデリー時事】パキスタンの北部地域でモンスーン期の豪雨に伴う土砂崩れや鉄砲水が相次ぎ、災害対策当局は15日、190人超が死亡したと発表した。犠牲者はさらに増える恐れがある。
 このうちカイバル・パクトゥンクワ州で、同日までの24時間に少なくとも180人が死亡。多数の家屋も損壊した。地元メディアによれば同州の被災地に救援物資を運んでいたヘリが悪天候のため墜落し、乗っていた5人が死亡した。
 インドと領有権を争うカシミール地方でも被害が出た。パキスタンで大雨に関連する死者数は6月下旬以降、500人を超えた。 

(ニュース提供元:時事通信社)