【台北時事】台湾の電子機器製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の劉揚偉会長は18日、ソフトバンクグループ(SBG)と協力して米オハイオ州で人工知能(AI)データセンター関連設備を製造すると明らかにした。SBGなどによるAIインフラ投資計画「スターゲート」の一環。台湾内外のメディアが伝えた。
 台湾紙・自由時報(電子版)によると、鴻海とSBGが半分ずつ出資して合弁会社を設立し、データセンターに必要な設備の設計や製造を行う。場所は鴻海が電気自動車(EV)製造のため保有していたオハイオ州の工場で、SBGが今月買い取った。 
〔写真説明〕鴻海精密工業の劉揚偉会長=2022年11月14日、インドネシア・バリ島(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)