2025/08/19
防災・危機管理ニュース
大阪市の繁華街・道頓堀の雑居ビルから出火し、消防隊員2人が死亡した火災で、大阪府警や市消防局は19日、詳しい出火原因などを調べるため現場検証を始めた。
火災は18日午前に発生。7階建てと5階建てのビル計約100平方メートルが燃え、約9時間後に消し止められた。
火災では、消火活動中に現場に取り残されたとみられる浪速消防署の消防司令、森貴志さん(55)と、消防士、長友光成さん(22)が死亡。20代女性と、20~30代の消防隊員4人が煙を吸うなどして病院に搬送された。
〔写真説明〕現場検証のため、火災が起きた道頓堀のビルに入る大阪府警の捜査員ら=19日午前、大阪市中央区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
- KDDI、次世代オフィス構築支援を開始=ロボやAI活用前提に設計
- 出火原因の特定急ぐ=府警と消防が現場検証―2人死亡の道頓堀ビル火災・大阪
- 北海道で震度3
- 日本産ホタテ、供給網進まず=トランプ関税、対米販路阻む―メキシコで加工
- 台湾・鴻海、ソフトバンクGと協力=米でデータセンター設備製造
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/19
-
-
-
-
「自分の安全は自分で」企業に寄り添いサポート
海外赴任者・出張者のインシデントに一企業が単独で対応するのは簡単ではありません。昨今、世界中のネットワークを使って一連の対応を援助するアシスタンスサービスのニーズが急上昇しています。ヨーロッパ・アシスタンス・ジャパンの森紀俊社長に、最近のニーズ変化と今後の展開を聞きました。
2025/08/16
-
-
白山のBCPが企業成長を導く
2024年1月1日に発生した能登半島地震で震度7を観測した石川県志賀町にある株式会社白山の石川工場は、深刻な被害を受けながらも、3カ月で完全復旧を実現した。迅速な対応を支えたのは、人を中心に据える「ヒト・セントリック経営」と、現場に委ねられた判断力、そして、地元建設会社との信頼関係の積み重ねだった。同社は現在、埼玉に新たな工場を建設するなどBCPと経営効率化のさらなる一体化に取り組みはじめている。
2025/08/11
-
三協立山が挑む 競争力を固守するためのBCP
2024年元日に発生した能登半島地震で被災した三協立山株式会社。同社は富山県内に多数の生産拠点を集中させる一方、販売網は全国に広がっており、製品の供給遅れは取引先との信頼関係に影響しかねない構造にあった。震災の経験を通じて、同社では、復旧のスピードと、技術者の必要性を認識。現在、被災時の目標復旧時間の目安を1カ月と設定するとともに、取引先が被災しても、即座に必要な技術者を派遣できる体制づくりを進めている。
2025/08/11
-
アイシン軽金属が能登半島地震で得た教訓と、グループ全体への実装プロセス
2024年1月1日に発生した能登半島地震で、震度5強の揺れに見舞われた自動車用アルミ部品メーカー・アイシン軽金属(富山県射水市)。同社は、大手自動車部品メーカーである「アイシングループ」の一員として、これまでグループ全体で培ってきた震災経験と教訓を災害対策に生かし、防災・事業継続の両面で体制強化を進めてきた。能登半島地震の被災を経て、現在、同社はどのような新たな取り組みを展開しているのか――。
2025/08/11
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方