2025/08/23
防災・危機管理ニュース
23日午後1時半ごろ、東京都渋谷区渋谷の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」で、「催涙スプレーがまかれた。せき込む人が多数出た」と目撃者から110番があった。警視庁渋谷署と東京消防庁によると、0歳~60代の男女18人が目やのどの痛みなどを訴え、うち8人が搬送された。いずれも軽傷とみられる。
同署は傷害容疑で、自称都内に住む会社員の男(46)を現行犯逮捕した。別の40代男性と口論になり、バッグの中に持っていた催涙スプレーのようなものを使ったとみられ、「頭にきて思わず催涙スプレーを取り出し、相手に噴射した」と容疑を認めている。
事件があったのは7階のレストランフロア。男が共用スペースのソファに座っていたところ、「男性が後ろに座ってきて、肩がぶつかった」という趣旨の話をしているという。2人に面識はなかった。男は現場から立ち去ったが、駆け付けた渋谷署員が別のフロアで身柄を確保した。夏休み中の週末で多くの人が集まる繁華街中心部に消防隊19隊が駆け付けるなどし、周囲は一時、騒然とした。
7階で友人と待ち合わせをしていたという自営業の女性(34)によると、事件があった時間帯は昼食時で混雑し、平日の倍ほどの客がいた。消防隊員や警察官が体調不良者に話を聞いたり、鑑識作業をしたりしていたといい、「多くの人が被害に遭ったと聞いて悲しくなった」と話した。
友人と買い物に来ていた女子大学生(19)は「ヒカリエを出て近くで買い物をしていたら騒がしくなり、消防車が来ていてびっくりした。ニュースで事件を知ったが、よく買い物に来るので怖い」と声を震わせた。 (了)
(ニュース提供:時事通信 2025/08/23-19:47)
(ニュース提供元:時事通信社)
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