相模原市中央区の下水道工事現場で昨年、作業員2人が流され死亡した事故で、相模原労働基準監督署は25日、労働安全衛生法違反容疑で、工事の元請け会社「三伸建設」(同市)と同社の40代の現場代理人の男を書類送検した。同署は認否を明らかにしていない。
 送検容疑は、下水道工事で大量の雨で増水する恐れがある場合に義務付けられている警報について、トランシーバーなどによる周知から口頭による方法に変更したのに、現場代理人は作業員に伝えていなかった疑い。 

(ニュース提供元:時事通信社)