アフリカ北東部スーダンの反政府勢力「スーダン解放軍(SLA)」は1日、西部ダルフール地方で8月31日に豪雨による地滑りが発生し、少なくとも1000人が死亡したと声明で明らかにした。現場は、2023年に始まったスーダン正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘から逃れた人々が住んでいた山あいにある村だと指摘した。
 SLAは、村が「跡形もなく完全に破壊された」と被災状況を伝えた。生存者は1人という。現地は食料や医薬品が不十分とされる地域。SLAは、犠牲者の遺体収容のため、国連や国際援助団体に支援を求めた。(ロイター時事)。 

(ニュース提供元:時事通信社)