2025/09/11
防災・危機管理ニュース
【マニラ時事】フィリピン外務省は11日の声明で、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)を「自然保護区」に指定する中国の決定について、「強く抗議する」として撤回を求めた。両国は同礁の領有権を巡り争っている。
比外務省は、保護区を指定する権限はスカボロー礁の主権と管轄権を有するフィリピンにあると強調した。中国側の決定はフィリピンの権利と利益を侵害するとして、国連海洋法条約など国際法に基づく義務を順守するよう求めた。
〔写真説明〕南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)=2024年2月(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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