非常に強い台風18号は21日夕方、フィリピン北部の東海上をほぼ西へ進んだ。22日夕方ごろに同国北部沿岸付近を通過して南シナ海へ進む見込み。気象庁は沖縄県・先島諸島では高波に警戒し、強風や落雷、急な強い雨に注意するよう呼び掛けた。
 一方、南鳥島近海には猛烈な台風19号があり、26日にかけて勢力を弱めながら、関東から東へ遠く離れた海上を北上すると予想される。
 18号は21日午後6時、フィリピン北部の東海上をゆっくりと西北西へ進んだ。中心気圧は925ヘクトパスカル、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。半径165キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、東側500キロ以内と西側390キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)