気象庁は5日、小笠原諸島近海で午前3時に台風22号が発生したと発表した。同諸島では強風や高波、急な強い雨に注意が必要。22号は8日に強い勢力で奄美大島の東方海上に進んだ後、進路を東寄りに変え、9日から10日にかけて西・東日本の太平洋沖を進むか、沿岸に接近する恐れがある。
 22号は5日午後3時、小笠原諸島・父島の南約260キロの海上をゆっくりと西へ進んだ。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。北東側280キロ以内と南西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)