ロシア南部ボロネジ州のノボボロネジ原発に6日夜から7日未明にかけ、ウクライナ軍によるとみられるドローン攻撃があり、冷却塔に衝突、爆発した。原発を運営する国営企業ロスエネルゴアトムが7日発表した。施設の被害は軽微で負傷者もなく、放射線量に異常はないという。
 ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、両国に多数ある原発にドローン攻撃が及び、双方が非難の応酬を繰り広げている。ロシアが占領するウクライナ南部のザポリージャ原発では昨年8月に冷却塔の火災が起きたほか、今年9月から約2週間にわたって外部電源の喪失が続いている。 

(ニュース提供元:時事通信社)