2025/10/27
防災・危機管理ニュース
JR東日本は27日、利用人数が一定以下のローカル線で2024年度の赤字額の合計が790億円に上ったと発表した。対象となった36路線71区間すべてが赤字で、合計額は23年度(36路線72区間)に比べて33億円拡大した。乗客の減少に加え、新型コロナ禍を受けた業績悪化で先送りしていた修繕費用を計上したことが要因という。
公表対象は、1キロ当たりの1日平均利用者数である「平均通過人員」が1日2000人を下回った区間。対象線区は営業区間全体の約4割を占める。71区間のうち47区間で、23年度に比べて収支が悪化した。
最も赤字額が大きかったのは、新潟・山形両県間の羽越線村上―鶴岡区間で、55億円の赤字だった。一番採算が悪かったのは宮城・山形両県間の陸羽東線鳴子温泉―最上区間で、100円の収入を得るのに2万2360円の費用がかかった。
JR東は、一部路線で今後の輸送の在り方を巡り沿線自治体と協議している。このうち、大雨災害により運休する青森県の津軽線蟹田―三厩の区間は27年4月の廃線で地元と合意。千葉県の久留里線、新潟と山形両県の米坂線、群馬県の吾妻線でも検討されている。
〔写真説明〕JR東日本のロゴマーク
(ニュース提供元:時事通信社)

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