【北京時事】中国国家統計局が31日発表した10月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.0と、前月から0.8ポイント悪化した。景気判断の分かれ目となる50を下回るのは7カ月連続。米国との貿易摩擦が続く中、4月以来6カ月ぶりの低水準となった。
 統計局の専門家は「国際環境の厳しさが増したためだ」などと説明。10月はトランプ米大統領が一時、対中追加関税を再び大幅に上乗せする方針を打ち出しており、貿易摩擦の激化を懸念する声が広がっていた。 

(ニュース提供元:時事通信社)