【ニューデリー時事】パキスタンの首都イスラマバードの裁判所近くで11日起きた自爆テロを受け、シャリフ首相は同日「インドの代理勢力の仕業」と根拠を示さず主張した。これに対しインド外務省は「事実無根の主張を断固として拒否する」と反発した。
 地元報道によれば、自爆テロで法曹関係者ら少なくとも12人が死亡、30人以上が負傷した。イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」の分派組織が犯行を主張。しかし、TTP本体の指導部が否定したとの情報もある。 
〔写真説明〕パキスタンのシャリフ首相=10月28日、サウジアラビアの首都リヤド(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)