ブラジルのベレンで開かれている国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)で、国際的な環境NGO「CAN」は13日、温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に日本を選んだ。日本が推進する二酸化炭素(CO2)を回収・貯蔵する「CCS」や、燃焼時にCO2を出さないアンモニアを石炭に混ぜて燃やす「混焼」について「化石燃料を延命する技術」と批判。オーストラリアのガス産業に巨額投資していることも理由に挙げた。 
〔写真説明〕国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)のロゴマーク(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)