【ベルリン時事】ポーランドのトゥスク首相は18日の議会で、首都ワルシャワの南東で起きた線路爆破事件について、ロシア情報機関の協力者であるウクライナ人2人を実行犯として特定したと述べた。現地メディアが伝えた。2人はロシアの同盟国ベラルーシへ逃亡したもようだ。
 ポーランドの特務機関調整官(閣僚に相当)の報道官はこれに先立ち、現時点での証拠や情報を踏まえて「全てがロシアの情報機関(の関与)を示唆している」との見方を示した。爆破された路線は、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの物資供給ルートの一つだった。 
〔写真説明〕線路爆破現場を調べる捜査官ら=17日、ポーランド東部ミカ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)