【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、人工知能(AI)の成長を巡る懸念からIT大手を中心に売られ、4営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比498.50ドル安の4万6091.74ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は275.22ポイント安の2万2432.85で引けた。
 米半導体大手エヌビディアの決算発表を19日に控え、巨額のAI投資を進めるIT大手銘柄への高値警戒感が根強く、エヌビディアは2.8%安、マイクロソフトは2.7%安、アマゾン・ドット・コムは4.4%安と、ダウの下落を主導。米連邦準備制度理事会(FRB)による次回12月会合での利下げ観測後退も市場心理を冷やした。 

(ニュース提供元:時事通信社)