【サンフランシスコ時事】米マイクロソフト(MS)は18日、表計算ソフト「エクセル」や文書作成ソフト「ワード」などについて、人工知能(AI)が複雑な作業を代行するエージェント機能を搭載すると発表した。チャット形式で指示すれば、AIが過去のメールやデータなどを参照し、表や文書を作成する。
 米西部サンフランシスコで18日に開催した技術イベント「イグナイト」で明らかにした。
 業務ソフトパッケージ「マイクロソフト365」で利用可能な生成AI支援機能「コパイロット」を拡張させた。例えば、「自社の今期の業績と課題をまとめて」と入力すれば、AIが社内の過去のファイルやメールなども参照し、指示された内容を深く理解して資料を作成する。 
〔写真説明〕18日、米サンフランシスコで開かれた米マイクロソフト(MS)の技術イベント「イグナイト」で基調講演する、商業部門トップのジャドソン・アルソフ氏

(ニュース提供元:時事通信社)