【ニューデリー時事】米地質調査所(USGS)によると、バングラデシュ首都ダッカ近郊で21日午前10時40分(日本時間午後1時40分)ごろ、マグニチュード(M)5.5の地震があった。地元警察によればダッカで建物屋上かられんが造りの手すりが崩落して通行人に直撃。少なくとも3人が死亡した。
 ダッカなどで50人以上が負傷した。建物の損壊も相次いでいるもようで、当局が被害の確認を急いでいる。震源地はダッカの北東に位置する中部ナルシンディに近く、震源の深さは約10キロ。暫定政権のユヌス首席顧問は声明で「国民の安全確保に尽力している」と強調した。 
〔写真説明〕21日、バングラデシュの首都ダッカで、崩落したがれきのそばを警備する軍人(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)