2025/11/27
防災・危機管理ニュース
【香港時事】香港北部・新界地区の大埔にある高層住宅で26日に起きた大規模火災では、修繕のための竹製の足場に掛けられていた防護ネットを伝って建物全体に延焼したもようだ。地元メディアによると、専門家は落下物の防止などを目的に張り巡らされた防護ネットの難燃性が欠如していたため、火が急速に燃え広がったと分析している。
香港安全技術者協会の李光昇会長は火災原因について、溶接作業で発生した火花などが関係しているのではないかと指摘。多くの住民が窓を開け、火がネットを伝って室内の家具や衣類に燃え移った可能性もあると説明した。
李氏によると、難燃性のあるネットの価格は通常のネットの約2倍。コスト削減のため難燃性のものが使われないケースが多く、漁網が代用されることもある。
さらに香港では外壁工事などの現場で喫煙が禁止されておらず、作業員がたばこをくわえながら溶接作業を行うのも珍しくない。
建設当局は10月、香港島の中心部、中環(セントラル)での火災を受け、建設業界関係者に対し、資材の難燃性を確保するよう求める通達を発出。違反があれば、調査すると警告していた。
〔写真説明〕火災が発生した香港北部・大埔の高層住宅から立ち上る煙=27日(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/07
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/04/05
-
-
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方