【香港時事】香港北部・新界地区大埔の高層住宅で発生した火災を受け、香港政府は3日、大規模な修繕工事が行われている全ての現場から、防護ネットを6日までに撤去させる方針を示した。火災では、建物修繕で防火基準を満たさないネットが使われていたことが延焼拡大につながったとみられている。
 政府はネットの撤去について、「公共の安全を確保し、建物の所有者や居住者の不安を軽減するため」と説明した。 
〔写真説明〕火災が発生した香港の高層住宅=11月28日、大埔(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)