ゲームやDVDなどの通販サイト「駿河屋.JP」を運営する駿河屋(静岡市)は4日、外部からの不正アクセスで、3万431件のクレジットカード情報が漏えいした可能性があると発表した。2万9932人分の顧客の個人情報が含まれるという。8月上旬に不正アクセスによるシステムの改ざんを確認、外部専門家が調査していた。
 漏えいの可能性があるのは、7月23日~8月8日にサイト上でクレジットカード決済をした顧客のカード名義や番号。氏名や住所、電話番号といった個人情報も流出した可能性がある。
 同社は8月4日、外部からの指摘を受けて社内調査を実施し、不正アクセスによりシステムの一部が改ざんされていたことを確認。同8日に警察に相談するなどした上で、カードの決済機能を停止した。カード決済は、セキュリティー対策を講じた上で再開するとしている。 
〔写真説明〕駿河屋の店舗看板(資料)

(ニュース提供元:時事通信社)