2025/12/07
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】米動画配信大手ネットフリックスが発表した米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収は、映画やドラマの新たな提供の仕方を確立した新興勢が伝統企業をのみ込む、米メディア業界の大規模再編となる。ただ、独占禁止法に抵触する恐れが指摘され、トランプ米政権や欧州当局などの承認を得られるかどうかが焦点となっている。
ネットフリックスは、ワーナーの映画・テレビ番組の制作スタジオと動画配信サービスの買収を通じ、映画「ハリー・ポッター」「スーパーマン」「バットマン」といった有力なシリーズ作品を獲得。一段のコンテンツ強化につながる。ただ、動画配信市場で強くなり過ぎ、当局からにらまれる可能性もくすぶる。
米CNBCテレビは5日、トランプ政権が買収に対し「強い疑念」を抱いていると報じた。さらに、ワーナーの獲得を目指していたが、今回ネットフリックスに敗れた格好となった米メディア大手パラマウント・スカイダンスは、経営者一族がトランプ大統領と親しく、横やりを入れるのではないかと取り沙汰されている。
パラマウントのデービッド・エリソン最高経営責任者(CEO)は、米IT大手オラクル創業者ラリー・エリソン氏の息子。ラリー氏は世界長者番付で一時首位に立ったことがある富豪で、トランプ氏に資金提供などで長年協力してきた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、パラマウントが政権に対し、独禁法を理由に買収阻止を働き掛けるのは「あり得る脅威だ」との見方を示した。
〔写真説明〕米動画配信大手ネットフリックスと米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのロゴ(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/19
-
-
-
-
追跡調査中のハンタウイルス感染症原因ウイルスにはどんな特徴が?
世界保健機関(WHO)が5月4日に大西洋を航行中のクルーズ船で乗客3人が死亡し、ハンタウイルスの感染が疑われると発表した。その後、日本人1人を含む乗員と乗客はスペイン領テネリフェ島で下船。各国で追跡調査が行われている。ハンタウイルスは、いったいどんなウイルスなのか。ハンタウイルスに詳しい北海道大学大学院の苅和宏明特任教授に聞いた。
2026/05/14
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方