気象庁が青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震(マグニチュード=M7.5)を受け、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表してから1週間が経過し、16日午前0時に期限を迎えた。
 同情報は北海道から千葉県にかけての沿岸部など182市町村が対象だった。この1週間は青森県東方沖で活発に地震が続き、12日には最大震度4の地震(M6.9)が発生。同県八戸市と北海道えりも町で20センチの津波を観測した。
 想定されたM8級以上の大地震は起きていないが、北海道・三陸沖は長期的に発生するリスクが高い。同庁は引き続き避難経路・場所の確認や家具の固定など、日ごろからの備えを呼び掛けている。 
〔写真説明〕地震の影響で倒壊した神社の鳥居=9日、青森県八戸市

(ニュース提供元:時事通信社)