2025/12/22
防災・危機管理ニュース
22日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、2.100%に上昇(債券価格は下落)した。1999年2月以来、約26年10カ月ぶりの高水準。日銀の利上げが継続するとの見方や、高市政権による財政悪化への懸念から、金利上昇が止まらない。
日銀は19日の金融政策決定会合で、政策金利を現行の0.5%程度から0.75%程度に引き上げることを決めた。植田和男総裁は「(追加利上げをしても)実質金利は極めて低い」と述べており、市場には「日銀は来年も利上げを続ける」(国内証券)との観測が広がっている。
高市政権の大規模経済対策に伴う国債増発への警戒感が強まっていることも、金利上昇圧力となっている。市場関係者は「来年度予算が膨らむ中、積極的に債券を買う投資家はいない」(資産運用会社)と話している。
一方、22日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前週末比895円18銭高の5万0402円39銭と大幅上昇し、5万円台を回復した。19日の米国市場で、ハイテク株を中心に値上がりした流れを引き継ぎ、東京市場でも人工知能(AI)や半導体関連の銘柄が買われた。為替が円安で推移していることも自動車株などの追い風となり、上げ幅は一時1000円を超えた。
〔写真説明〕2.100%に上昇した長期金利を示すモニター=22日午後、東京都中央区
〔写真説明〕前日比895円18銭高の日経平均株価の終値を示すモニター=22日午後、東京都中央区
(ニュース提供元:時事通信社)


- keyword
- 金利
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/19
-
-
-
-
追跡調査中のハンタウイルス感染症原因ウイルスにはどんな特徴が?
世界保健機関(WHO)が5月4日に大西洋を航行中のクルーズ船で乗客3人が死亡し、ハンタウイルスの感染が疑われると発表した。その後、日本人1人を含む乗員と乗客はスペイン領テネリフェ島で下船。各国で追跡調査が行われている。ハンタウイルスは、いったいどんなウイルスなのか。ハンタウイルスに詳しい北海道大学大学院の苅和宏明特任教授に聞いた。
2026/05/14
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方