【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)理事会は30日、ウィーンの本部で臨時会合を開いた。ウクライナの電力網を狙ったロシアの攻撃を問題視するオランダが招集を要請。原発の安全維持のために必要な電力の供給が一段と不安定になっているとして、「核事故の恐れが現実味を増している」(オランダ)など、欧州諸国を中心にロシアへの非難が相次いだ。
 IAEAのグロッシ事務局長は「核の安全が損なわれるため、電力施設の損傷は避けねばならない」と訴えた。ウクライナでは広範囲で電力施設が攻撃を受けており、IAEAは昨年12月、過去1年間で「最悪の状況」にあると指摘した。 

(ニュース提供元:時事通信社)